DC鋳造-圧延・押出インゴット

圧延インゴット（スラブ）の鋳造にプリシメータ技術を採用

- プロセスオートメーション

自動スタート/ストップ機能や、メタルレベルとフローの完全な自動化による鋳造の各シーケンスの完全な制御を可能にします。これにより、安全で反復的なスタートアップと正確なインゴットの長さを実現します。

- フィルレートコントロール

特定のレシピに基づいて、金型の初期充填率を制御し、最適化します。

- 調整可能な金属製の水準器

鋳込み時にPrecimeter MLC-systemと自動レベルコントロール装置でメタルヘッドを調整する。時間またはキャストの長さによってスケジュールされた事前定義されたレベルカーブに従うことで、鋳型内の金属レベルを制御します。

- 高精度レベルコントロール

プリシメータのセンサー＆アクチュエーターは、高精度な計測と流量制御を可能にします。0.1mmの測定分解能で、レベルを適切に制御することができます。

- 金属分布の改善

融液内のフローターや機械的な装置を避けることで、乱流や分布の乱れを低減する。ピンとスパウトのセットアップにより、金型内の金属分布を最適化します。

- リピータビリティーとトレーサビリティー

各レシピを繰り返し、すべてのキャストで同じ品質を維持する。分析と改善のためにメタルレベルとフローの情報を記録する。個々の鋳造プロセスに最適な制御設定を特定する。

- 安全性の向上

作業中、キャストの近くに作業者がいなくても大丈夫です。セーフティーゾーンを設け、そこから自動システムでキャスト全体を監視・制御することができます。

以上のような機能を備えた自動レベル・フロー制御は、圧延インゴット（スラブ）鋳造において、品質向上、生産性向上、原材料の節約、安全性の向上を実現する強力なツールです。